2008年ハロプロ10大ニュース

 
今年のハロプロ10大ニュースを考えてみたいと思います。
 

10位:エッグ推し強化

Milky Wayにエッグからぁぉ&きいろ(北原・吉川)が加入。ゆうかりんHigh-Kingに加入したり、しゅごキャラエッグ!がデビューを果たすなど、エッグが本格的に表舞台に出てくる様になりました。
 

9位:里田まい大活躍

あらゆる番組から正に引っ張りダコの里田さん。はっきり言って自分はほとんどチェックできていませんが、コンスタントに繰り出される天然ボケと全く嫌みの無い性格が受けている要因だろうと思います。今の忙しさはある意味異常だとは思いますが、今頑張っておけば、人気が落ち着いた後もコンスタントに活躍できるのではないかと思います。ぜひ後に続くハロメン達の為にも頑張って欲しいです。
 

8位:Buono!躍進

アルバム「Café Buono!」の高評価に加え、シングルもハイレベルな楽曲をリリースし続け、更に今年のハローで1番のコンサとの伝説を作った単独コンサート「Rock’n Buono!」、おまけにPIZZA-LAのCMと、Buono!の活躍が目立った1年でした。裏を返せば、娘。・ベリ・℃-ute等、他のユニットが今ひとつ伸び悩んだということでもありますが…。とにかく来年も新アルバム・ツアー等が控えているので期待したいところです。
 

7位:真野ちゃんソロデビュー

真野ちゃんを推してる自分的にはもうちょっと上の順位でもいいのかなと思いますが、マノピアノのインディーズデビューからトントントンと3rdシングルまでをリリース。そして3曲とも良曲揃い。ドラマに出演したり、来年には写真集も出るなど、ぐんぐん昇り調子で推されて来てます。これが来年のメジャーデビュー後どの程度実際の人気につながってて行くのかは未知数ですが、とにかく何かと暗い話題の多いハロプロ界において数少ない期待の星な訳ですから、ぜひこのまま自然体かつのびのびした感じで上を目指して行って欲しいです。
 

6位「ベリキュー!」開始

皆さん既に忘れているかも知れませんが、4月〜9月まで放送されたこの番組、史上初めてBerryz℃-uteが毎日TVに登場するという、キッズヲタの長年の夢を叶えた歴史的な番組であった訳です。とうとうベリキューの時代が名実共にやって来たことを実感させる番組でした。この流れがベリキュー合コンの開催にもつながっていた訳です。
 

5位:みやびちゃんキス動画流出

これは個人的には今年最もショッキングな事件でした。改めてアイドルと恋愛の問題について考えさせられるきっかけとなりました。(関連日記
同種のスキャンダルは亀ちゃんや栞菜にも発生。表面的には大きな影響は無いかの様にも見えますが、これらのスキャンダルは確実にヲタの心にダメージを与え、一部のヲタの心はハローから離れていったと推測されます。来年はこういう悲しいニュースが無いようにしてもらいたいものです。
 

4位:娘。の低調なCDリリース

CDが売れないという話ではなくて、そもそもCDを出してくれないという話です。シングル2枚で内1枚はカバー曲。アルバムもカバーアルバムのみ。これでは娘。の活動を積極的に評価できません。来年の活動に期待しましょう。
 

3位:紅白落選

とうとう来るべき時が来たか!という感じではありますが、やはりガッカリ感は否めません。たかが年末の5分程度の出演ですが、やっぱり大晦日の夜に今年最後のお楽しみが待っているというワクワク感は何事にも代え難いものです。
それが無いとなると心にス〜ッとすきま風が吹き込んで来たような淋しさを感じる訳です。いつの日か復活できる様に頑張って欲しいです。
 

2位:エルダーメンハロプロ卒業発表

これは正式には2009年の3月末ですが、実質的には2/1の横アリでお別れという事になりそうです。その後もハロテンパーティーなどで一部絡みは有るみたいですが、全員揃うのは横アリが最後でしょう。
今までは各ユニット・メンバーのヲタ達がハロープロジェクトという緩い連合体によりつながって存在していた訳で、ヲタの横への移動、いわゆるDDや兼推しといった行動を側面から支えていた訳です。
それが、たとえ年1回だけでも全てのメンバーと全ての各ヲタが一堂に会し、一体となって普段馴染みの無い演者にも声援を送るという機会が無くなるのは本当に寂しいことです。
もうハロコンで歌う中澤さんや、いぶし銀のパフォーマンスで会場を盛り上げるメロン記念日や、歌唱力の違いを見せ付けるあややなんかを見られなくなったり、ゆきどんコールをすることも無いのかと思うとやはり寂しさを感じずには居られません。
35歳のリーダーから小学生のエッグまでという、幅の広さ、懐の深さこそがハロープロジェクトの面白さ・醍醐味であり、その家族的なつながりは、メンバー間のみならずヲタの間にも存在してきた訳です。
全てのハロメンを身内や家族の様に感じられるからこそ、「ふ〜ん、ゆきどんが近所のCDショップでイベントやるんだ…ちょっと応援しに行こうかな。」みたいな気持ちも生まれる訳で、このハロープロジェクトというシステムは見えない所で大きな力を発揮していたと思うのです。
また若いメンバー達にとっては、大先輩と同じ舞台に立つことで学べる事柄もあったはずですし、逆にベテランが子供達に刺激を受けることもあったでしょう。
それらの資産を投げ打ってまでして、一体事務所は何を得ようとしているのでしょうか?
ヲタを分断して事務所は一時的にFC会費という利益を得るのかもしれませんが、ヲタの側から見ると何らメリットが有る様には思えないこの卒業&FC分割。4月になってからじゃないとその影響は見えて来ないでしょうし、実際にはすぐに何かが変わるといったことではなくて、じわじわとヲタの在り方やメンバーの活動に影響を与えていくのでしょう。
まあメンバーの単推しとか、ユニットの単推しとかをしてるヲタには余り影響は無いのかもしれませんが、実際には大多数のヲタが何らかの形で2推し3推しを持っている「複数推し」もしくは「DD」である訳です。
ハロプロを実質的に支えてきた、こうしたDD的なヲタ達にとって今回のFC分割はその行動を抑制する方向でしか働きません。
そしてそれはハロプロ全体にとって、じわじわとその力を削いでいく様な結果を招くのではないかと危惧している訳です。
とにかく、私達には娘。ヲタとか、ベリヲタだとかいう前に「ハロヲタ」というアイデンティティがある訳です。何だかそのアイデンティティを無理矢理事務所に奪い取られようとしている様な気がしてなりません。
それでもやっぱり、自分は現在の「大ハロープロジェクト」が無くなっても「ハロヲタ」であり続けると思います。それがDDとしての矜持、立ち位置だと思うからです。

(思いのほか長文となってしまいスミマセンでした。さて、気を取り直して今年の第1位のニュースの発表です。)
 

1位:ハロモニ@&ラジオ番組の終了

ハロモニ」から「ハロモニ@」に移行した時点でかなり終わっていたと見る向きも多いでしょうが、決定的だったのはMouTubeの導入でしょうか。
これらの改編は一般視聴者の取り込みを狙ったものだったのでしょうが、結果的に一般視聴者の取り込みは言うに及ばず、コアなヲタ層からもつまらないとソッポを向かれる結果となりました。
そもそも単純にゲームでもやらせてメンバーのドタバタリアクションを引き出す程度で十分面白くなるはずだと思うのですが、敢えてそれをしなかった番組スタッフまたは事務所の思い違いは糾弾されてしかるべきだと思います。
既にネット局も少なくなっていたとはいえ、ハロプロの看板番組が無くなったことは非常に重い意味があると思います。
特に新規ファンの取り込みにおいて視覚メディアへの露出は必要不可欠なものですから、プロモーション戦略上は大きな後退と捉えざるを得ません。
対して固定ファンの囲い込みにとって重要なラジオですが、これも「ハロプロやねん」「CUTIE PARTY」「GAKI・KAME」「光井愛佳の、愛 say hello」等が軒並み終了。ハロプロ退潮の冷たい風を感じる寒い秋でした。
ただ明るい話題として、「矢島舞美のI My Me まいみ〜」や「キューティー☆パラダイス」等の新番組のスタートというのもあり、せめて現在残っているラジオ番組は死守して欲しいところです。
 

総括

上位を暗いニュースが独占してしまう形となりましたが、今年も素敵な歌、パフォーマンス、面白ネタを提供してくれたハロープロジェクト!に感謝です。
メンバー達はもちろん、スタッフさんや、全てのハロヲタ達にとって来年がより良い年となる事を祈っています。
皆様よいお年を!!!