℃-uteコンサートツアー2008夏「忘れたくない夏」@松戸(2008.8.17.Sun)
これまた随分と時間が経ってしまいましたが、℃-uteの夏ツアーの2日目にあたる日、昼夜2公演に参戦しました。当日は雨だったのですが、車で行ってなんとかギリギリ地下駐車場に停められた自分は、全く濡れることも無く超快適な会場でした。ホールも新しくて綺麗だし何と言っても座席のスペースが他の会場よりちょっと広めっていうのが素晴らしい。I LOVE松戸❤
(以下ネタバレあり)
〜開演前〜
場内BGMで何故かマツケンサンバが流れる。ヲタ多少サンバのリズムにのる。
1.江戸の手毬唄II
しばらくして本編開始。衣装はコンサート用に新調された物のよう。手毬唄の歌衣装に少し似た感じもするスカートタイプの衣装でした。
2.涙の色
続いてつつがなく進行。
オープニングV
BGMはドドンガドン音頭でした。
MC
各メンバーからあいさつ。
3.ほめられ伸び子のテーマ曲
事前によみうりランドイベのDVD見て予習したおかげでついていけました。
4.スイーツ→→→ライブ
千聖&栞菜ペアの歌う曲。この2人の歌声って結構合いますね。
5.イメージカラー
舞美&愛理ペアの曲。爽やかでいいですね。
MC:英語劇(栞菜・千聖・マイマイ)
ここから衣裳がピンクの上下に変わります。フリルのミニスカートに膝上の黒タイツ。太ももが良い感じです。さらに千聖は頭におっきなピンクのリボンを付けていてカワイイ。
さて、このコーナー、3人で英語でコントをします。何故に英語なのかは謎ですw 一応、後ろのモニターに日本語訳は出てるので聞き取りとかの心配はいらないです。千聖の英語レベルでは結構大変と思われる長めのセリフとかもあるんですが、みんな発音が完全にカタカナ英語なのはまあご愛嬌。
8.最高級のエンジョイGIRL
これもAメロの入りが千聖のパートなんですよね。あと、途中でタップダンスが入ります。そういえばこの曲を「LALALA 幸せの歌」のカップリングで初めて聴いた時にはかなり面くらった記憶がありますが、慣れとは恐ろしいもので、今ではとても楽しくエンジョイさせて頂いております、はい。
MC(愛理)
愛理のソロMC。麦茶を飲み過ぎると愛理のお腹の中でカエルが鳴くんだとかそんなお話をしながら次の曲へ。
9.通学ベクトル
久々の愛理ソロの通ベク。会場は全力愛理コール。なんだけど、去年の初デート紺程には熱狂を感じないのは、自分がいま一つノリ切れてないからか、それとも曲がハーフだからか? 頭上でクラップするだけじゃなくて、サビでロマンスとか打ったらきっと楽しいんだろうなぁと思いつつも、自分は普段ロマンスとか全く打ったこと無いので恥ずかしくて出来ないですw まぁ今後とも頑張って自分なりに盛り上げていけたら良いなと思います。
12.LALALA幸せの歌
リリース時は駄曲と思われたこの曲も、ライブでは盛り上がるし、今や℃-uteらしさの表れた良曲に成長した気がします。
MC:寸劇(舞美&なっきぃ)
恒例のボケボケな舞美(ソフトボール部員)となっきぃ(同補欠)の青春小芝居。ラストの「キュンキュンだねぇ〜!」という台詞でこっちもキュンキュンしちゃいます。
昼公演では前日のCDTV恋人にしたい女性ランキングで舞美が9位になったのを受けての「もう〜何でこんな人が9位なのよ〜」みたいな台詞が入ってました。
13.忘れたくない夏
前述の寸劇の流れに乗っていい感じに入ってきます。この曲はヲタも割とおとなしめに聴いている感じです。
あと、千聖ヲタ的には何と言っても落ちサビの「♪忘れたくない 夏だよ in my Heart〜」の千聖ソロパートです。情感たっぷりに歌う千聖と、それを会場全てが聴き入っている情景を見て、思わず胸が熱くなりました。ちっさーの成長を感じ取れた瞬間でした。
14.ダイアリー(舞美ソロ)
あややの2ndアルバムの曲を舞美が歌います。ぶっちゃけあややと比べるのは酷だと思いますが、いわゆる普段の舞美の歌声で下手ではないけど決して上手くもないといったところ。今後歌い込んでいく過程で少しでも感情を込めていける様になったら良いなと思いました。
15.夏(梅さん・なっきぃ・栞菜・千聖・マイマイ)
ここから青いスパンコール付きの衣装で登場。上は襟付きのノースリーブ、下はホットパンツ。
曲はメロン記念日の「夏」を5人で歌います。なかなか面白い選曲ではあるけれどちょっとノリづらい面もあるかな。
16.大きな愛でもてなして
会場全体が振りコピ。
17.わっきゃない(Z)
この曲を聴くと他メンのコンサートのオープニングアクトで初めて℃-uteを見た時のことを思い出します。あの頃は当然メンバーの名前も知らなくて、自分が将来この子たちのソロコンサートに行くようになるとか想像も付かなかったし、ましてやレコ大で最優秀新人賞取るなんて誰も思ってなかったと思います。そんな℃-uteが今や、まのえりちゃんのオープニングアクトを迎える側に回っている訳で、わずか数年の間に凄く成長したんだなぁと思いながら踊っていました。
18.JUMP
途中でヲタの方にマイクを向けて会場みんなで大合唱をするのですが、なかなか素晴らしい光景でした。個人的にはそれ以上にびっくりする出来事があったのですが、詳しくは後述。
19.都会っ子 純情
あ〜ゆ〜れでぃ!
〜アンコール〜
MC
テンションあげ子さんが羽根をイッパイ付けてゴージャスにパワーアップして登場。さすがにあげ子さんもそろそろネタ切れなんじゃないの?と思わせておいて、どっこい更にその上を行く積極姿勢で攻めてきました。この辺は台本書く人の上手さを感じます。
20.That's the POWER
という訳でまたもや定番の使ったタオルVer.のこの曲。ヲタもタオルを振り回す。
21.まっさらブルージーンズ
ラストスパートですな。
総評
選曲は予想通り3rdアルバム中心で、あまり目新しさは感じなかったです。逆に1stアルバムのアルバム曲が全く入っていないのは少しさびしい。舞美の「ダイアリー」や5人での「夏」などで少し目先を変えてきてるのは分かりますが、全体としてはやや物足りない気がするセットリストでした。ただ、それをこなすメンバーのパフォーマンスには不足は無いと思いました。(とは言っても基本的に岡井ちゃんばかり見てたので、大して全体を見れている訳ではないのですが。)また、JUMPでの会場の大合唱は感動的でさえありました。
JUMPにて
そのJUMPの時のことです。曲に合わせて懸命にJUMPし始めると、何故か自分の目から涙が流れ出して来たのです。僕は最初、自分が何故泣いているのか分からず戸惑いました。別に悲しい曲でもなければ、情感を誘う様な曲でもない。「楽しい曲なのに、何で泣いているの、わたし?」的な状況でした。今まで数多くのコンに参戦してきましたが、こんな事は初めての経験です。僕は訳の分からないままに、汗と涙を拭いながらただ跳び続けました。
思うに僕は、曲に感動したのではなく、℃-uteのメンバー達が放つ若さあふれる生命の輝き、エネルギーの強さにのぼせてしまったのだと思います。彼女達の放つ強力なエナジーは僕の理性を飛び越して直接、無意識の心の深層に働きかけてきたのでしょう。そしてそれが僕の感情のタガを外してしまったようです。
ある意味それは、心の奥底で彼女達にガッチリとハートを掴まれたという事である様な気がします。こんな不思議な体験をさせられたら、もう℃-uteのマジヲタになるしかない様な気がしてちょっと怖いですw
果たして、娘。やBerryzのコンサでこんな体験ができるのか?というと(もちろん曲を聴いて普通に涙する可能性は有りますが)ちょっと違う気がします。やはり℃-uteには℃-ute特有の純粋な若さ・輝き・エネルギーの強さがあると思うのです。それは、娘。やBerryzの放つエネルギーとはまた少し性質が違って見えるのです。
帰宅後も、何だかJUMPを聴くと自動的に涙腺が緩くなるパブロフの犬状態になってしまった私w どうせなら℃-uteの犬、いやちっさーの犬になってしまいたい!ワオーン!
ということで、
セットリスト的には普通のコンサートだったと思うのですが、会場はかなり盛り上がり、そして私個人にとっては非常に印象深い特別なコンサートとなった℃-uteコンでした。