プラチナ9DISCO

娘。はソロやペアでやる曲が多過ぎて間延びした印象。新アルバムの曲も今ひとつか。
あと、途中にメドレーを入れられるとちょっと去年の春ツアーを思い出して拒否反応が・・・安易にメドレーを入れるスタッフの神経にはちょっと疑問を感じてしまいます。
さて、自分の注目ポイントは光井ソロの「私の魅力に気付かない鈍感な人」と、「青空がいつまでも続くような未来であれ!」の冒頭におけるリンリンのソロパートです。
「私の魅力に気付かない鈍感な人」は去年の秋ツアーでも披露されていましたが、シンプルな王道アイドルソングでヲタがノリ易い曲。はっきり言ってコンサ内で1番盛り上がってるんではないか?という感じです。
近年の娘。の曲作りが「カッコイイ路線」とでも呼ぶべき方向にシフトしていると感じてる中にあって、こういうアイドルらしい曲はヲタも強く望んでいる所なのではないか?という感じを持ちました。もちろん「カッコイイ曲」も必要ではあるけれど「かわいい曲」や「楽しい曲」、「おちゃらけた曲」も必要なのではないかと思う訳です。今の娘。はその辺のバランスがちょっと悪い様な気がします。
さて、もう一つの注目点、リンリンの「青空がいつまでも続くような未来であれ!」の冒頭のソロパートですが、これはもう正に今まで封印されていたリンリンの真の歌唱力が、初めて完全にベールを脱いだと言って良いでしょう。去年の夏ハロ(ワンダコン)での「初めて唇を重ねた夜」(with 鈴木愛理小川紗季)や、「雨の降らない星では愛せないだろう?」の中国語パートなどで、その歌唱力の高さを少しずつ見せてきたリンリンですが、今回は(数フレーズだけとはいえ)完全にリンリンの歌を前面に押し出した形でその歌唱力を見せ付けています。
ぶっちゃけリンリンの歌唱力はハロプロ最高レベルだと言って良いでしょう。娘。で言う高橋愛田中れいなのレベルをはるかに超えて、松浦亜弥とか稲葉貴子に肩を並べるレベルでしょう。むしろ何でモーニング娘。に居るのか?と疑問に思ってしまう程です。
今後も彼女の歌声がフィーチャーされる機会が増えることを祈っていますが、いかんせん娘。に居る限りそういう楽曲は中々めぐって来ないのではないか?と思ってしまいます。(まあ娘。に居なければ歌を歌う機会自体が無いでしょうから贅沢を言ってはいけないとは思いますが・・・。)

セットリスト

01.SONGS
02.泣いちゃうかも
03.みかん
MC
04.しょうがない夢追い人(5/2中野から) / 笑顔YESヌード(4/26群馬まで)
05.情熱のキスを一つ (高橋・新垣・田中)
06.片思いの終わりに (亀井)
MC ソロ(公演により持ち回り)
07.ファインエモーション (ジュンジュン・リンリン)
08.私の魅力に 気付かない鈍感な人 (光井 +Dancer:ジュンジュン・リンリン)
09.弱虫 (新垣)
10.It's You (道重 +Dancer:高橋・亀井)
MC プラチナフォト(取って置きの写真公開) 久住・ジュンジュン
11.LOVEマシーン  〜以下5曲メドレー〜
12.恋愛レボリューション21
13.SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜
14.THE マンパワー!!!
15.青空がいつまでも続くような未来であれ! (リンリンソロアカペラ→全員)
MC リンリンの中国語講座 (亀井・道重・リンリン)
16.香水 (久住・ジュンジュン)
17.The 美学 (田中)
MC GAKI (新垣)
18.夢から醒めて (高橋)
19.Take off is now! (高橋・新垣・田中)
20.グルグルJUMP (久住・ジュンジュン・リンリン)
21.HOW DO YOU LIKE JAPAN?〜日本はどんな感じでっか?〜
22.リゾナント ブルー
MC
23.ラヴ&ピィ〜ス! HEROがやって来たっ。
アンコール
E1.その場面でビビっちゃいけないじゃん!
E2.雨の降らない星では愛せないだろう?